Track Review: THA BLUE HERB / STILL RAINING, STILL WINNING

THA BLUE HERB / STILL RAINING, STILL WINNING

どうやら甘えすぎていたらしい。THA BLUE HERBにとって沈黙の2011年が明け、何を見せてくれるのか。無情と理不尽が横行し、そして風化していく暗闇の日本をどう照らしてくれるのか。これまでTHA BLUE HERBはその思想性から、ファンたちを含め宗教的と揶揄されることも少なくなかった。それは同時に、彼らの音楽に救われた者が多くいることを表しているだろう。しかし、今回ばかりは甘かった。この甘えこそが宗教的だ。2012年、彼らがこの暗雲立ち込める日本を変えてくれるはずだ、と。 Continue Reading →

Short Album Review: rei harakami / red curb

rei harakami / red curb

突然の訃報と共に、今ここではしくしくと雨が降り出した。今夜、どれだけレイ・ハラカミの音楽が優しく世界を包むことだろう。
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邦洋集合:向井秀徳

Number Girl / NUM-HEAVYMETALIC

「神様仏様、一生のお願い」子供の頃、誰もが口にしたことのある祈りではないだろうか。日本に土着していた神道と、大陸から伝来した仏教が融合した、神仏習合の典型的な現れだ。

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音楽的断層: SEEDA&VERBAL

SEEDAVERBAL

image via barks.jp, avex network

現代、チャートを賑わせるポピュラーな日本の音楽は、大部分が輸入音楽を日本で再構築したものだ。2000年前後にお茶の間へ届き始めたヒップホップもその一つだろう。但し、届いたというのはチャート上のお話だ。
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Short Album Review: Speech / Speech

Speech / Speech

この世の苦悩が色褪せていくようなまばゆい夕陽の光。どうせならそんな陽光がこの音楽ものせて降り注いでくれればいいのに、と思わせるほど太陽に合うヒップホップ&ソウル。
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Track Review: rega / Onepiece

rega / Onepiece

 
 井出竜二のギターが歌を奏で、青木昭信のベースがグルーヴを唸り出し、三宅隆文のドラムがビートを躍らせる。regaを創り上げたオリジナルメンバー3人からこの曲を聴きとるのもよいが、配信限定シングル「Orange」より前ギタリストと代わる形で正式メンバーとなった、もうひとりのギタリスト四本晶の果たす役割から聴いてみたい。 Continue Reading →

Short Album Review: The Rapture / Echoes

 パンク・バンドがハウスやディスコ、ファンクを手のひらいっぱいにつかみ、握りつぶして、こぼれ落ちた音をアルバムに収めたような一枚。
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Short Album Review: The Clash / London Calling

 人間の創造するモノは、「その時代の空気や背景のなかで、なにを成し遂げようとしているのか」という点を知ることによって理解を深めることができるものだ。しかし、パンク創生期のフォロワーとしてデビュー作でロンドン・パンクの支柱となったクラッシュが、その2年後に本作を創り上げた背景を知るにはちょいと時間がかかる。エルヴィス・プレスリーのパロディーでもある、世界一有名なジャケットの一枚として知られるサード・アルバム。
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